OLYMPUS E-P1
2009年7月28日 / 写真・カメラ
今月の初め、正確に言うと2009年7月3日、OLYMPUSから初めてのMICRO FOUR THIRDS機である
E-P1
が発売されました。
MICRO FOUR THIRDS機と言えば、すでにPanasonicから2機種も発売されており、後出しジャンケン状態なので、悪いものが出てくるはずは無かったはずなんですけど…
実は小生も発売前に予約をして、発売当日に手に入れておりました。
だけど、もうオークションに出品してしまいました。
撮影される写真は結構良いものだと言えるのですけど、なんと言ってもファインダーが無いのがどうしても許せないと感じました。
自分の感性に合わないと思えることは多々有りました。
液晶画面を見ながらピントを合わせる、もしくは任意の位置にピントを合わせるという行為は昔も今も変わらないことなんですけど、非常に些末なテクニックを使う必要が出て来たんです。
細かいことはここでは書きませんが、そういう些末な行為は写真を作る上で、非常に便利だと思う反面、何めんどくさいことやってんだ!と感じることも多かったですね。
購入したのはツインレンズキットっていう、一番高いモデルです。
光学式ファインダーは、キットレンズである
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
の画角しか対応しておらず、勿論近いところでは視野収差(っていうんだっけ?)を起こします。
それでまた、思ったところにピントが合わなかったりします…
もちろん、それは使い方の問題なんですけど、結局は液晶画面でピントの位置を確認しないといけないわけで、使えないと感じました。
聞くところによると、数ヶ月後にはEVF(エレクトリックヴューファインダー)が発売されるという情報も入ってきました。
そう言うものが出てくることは、購入する前から予想はしていたんですけどね…
だけど、これっていくらなんだ?
絶対に3万以上するじゃないですか!?
最初からセットで出してくれたのならもう少し売却を控えたかも知れませんが、未完成のものを売られたのではという気持ちになりました。
なんだか写真一枚を撮るのに、今まで以上に変な気を使うと言うのが嫌になったんですよ。
今回、E-P1を予約購入すると「MMF-1」というFour Thirds規格のレンズをマイクロフォーサーズ機に取り付けることが出来るアダプタをプレゼントしてくれました。
このアダプタは現在入手困難な状態になっているらしいですね。
あまりに予約が殺到してしまい、ユーザーの手元にくるのが9月以降になるなんて話も出ていたのですが、幸運なことについ先日手元に届きました。
さっそくですが、こちらも試してみたのですよ。
当然のことながら、なぜこんなアダプタを付けたがるかと言うと、手元にあるレンズ資産を生かす為です。
そしてOLYMPUS製のオールドレンズを付けて遊びたい訳ですよ。
だけど、DANDELIONを付けたアダプタはどうもレンズ情報を正確にE-P1に伝えてくれていないようで、暗めに写りました。
そんなことは調整の問題なのですが、この点も引っかかりました。
そしてDANDELIONを付けているのにピントがあったかどうかE-P1は判断してくれませんでした。
時々ピントがあった時、ピピッと音が鳴ることもありましたが、どうも何かの偶然と言う感じです…(-“-)
オークションに出しましたが、まだ入札は有りません。
多少損はしましたが、E-620を購入しようかと思っています。
> 視野収差(っていうんだっけ?)
正しくは視差、パララックスですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
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