喜多方ラーメン 来夢
2009年8月27日 / ラーメン・麺類
今日、本当にあった話し…
昼休みに同僚三人でラーメン屋に入って、店のお姉さんにそれぞれ好きなものを注文したんですよ。
後輩がトイレに行くと行った後、店のお姉さんが訝しげにこう言いました。
あの…四名様ですよね?
えっ?!自分ら三人ですけど?
見たとおり、後輩がトイレに行ったので、テーブルには二人しか残って無いでしょうに?!
ここだけの話ですが、後輩君は霊感が有るそうです?!
夜中事務所で残業していると、突然足を何かにつかまれたり、仮眠室で寝ていたら
死にたく無い…
死にたく無い…
と言う声が聞こえて、全然眠れなかったなんて話しを聞かされていたのですよね…
まさか後輩君、霊を連れて来ちゃったんだろうか…
店のお姉さんは言いました。
ご注文を繰り返します。
ラーメン四丁でよろしいんですよね?!
ハイ!
私が二杯頼みましたから~!
お後がよろしい様で(。☆)\(-_-#)
醤油ラーメン 514円
まず一杯目はベーシックな醤油ラーメンです(^_^;)
透明な醤油スープに少量のネギと支那竹、脂身が多い叉焼が2枚乗っていました。
東京醤油ラーメンとどこが違うかと言うと、やっぱり麺が平打中太縮れ麺でしょうかね?
非常にモチモチしていて食べゴタエが有ります。
少々煮え過ぎという感じがしないでもないですが、これはこれで良いのかな?
あっさり醤油スープが縮れ麺に絡んで美味しいですね!
麺もちゃんと小麦粉の味がしてグッドです。
トッピングの叉焼は、東京醤油にはない脂身が非常に多いタイプのもの。
良くも悪くも喜多方ラーメンぽいアイテムでしょう。
この叉焼を口の中に入れるととろけてしまいます。
白ご飯と一緒に食べると美味しいでしょう。
ただ、私の場合2枚くらいで丁度いい。
同僚は叉焼麺を頼んでいたけど、あれだけ沢山チャーシューを食べたら、脂身が胃の中に溜まって絶対に気持ち悪くなる。
さぁ、続けて二杯目です。
水ラーメン 630円
この店に入るとき、お店の壁に
水ラーメン
なるメニューが書かれていました。
どうしても興味が出てしまうものですよね!
滅多に来れないところで、このようなメニューに出会うと、どうしても食べずに帰れない訳ですよ。
だからこの店で2杯頼んだんですけどね。
さて、出てきた「水ラーメン」はどんなラーメンなのか?
まずスープから行きます!
水のように透明のスープは薄味ながら、しっかりと塩味と鶏の出汁が効いています。
まさに水ラーメン。
ドンブリの中には大きな氷が浮いていますが、だし汁自体はまだ生温い感じ。
お好みでスープをかき回し、氷で熱をとるのも良いかも知れません。
麺は他の喜多方ラーメンと同様の中太縮れ麺を使っています。
薄味のスープが良く絡み、麺自体の味を引き立ててくれますね。
これくらい薄味だと、うどんと言う感じもしないでもないです。
だけど、鶏ガラスープとラーメンの麺を使っているので、これは完全にラーメンですね。
夏にひんやりした食べ物を食べたいというニーズには有っていますが、一つだけ不満が…
叉焼の脂が固まってしまっていることですかね。
スープの温度の問題なので仕方ないのですけど、肉の旨味を引き出すには、それ相当な温度が必要になります。
冷やし麺に肉を入れると、どうしても脂が固まってしまいます。
どうせなら、冷やし麺用に脂身の少ない冷しゃぶ的なものを載せたら良いのではないかと思いました。
また、今回この水ラーメンのスープは飲み干すのをやめました。
お腹が一杯と言う訳ではなかったのですが、冷たいスープをこれだけ大量に飲んでしまうと、絶対にお腹を壊します。
おいしいスープだったので、出来れば温めて飲みたかったですね。
総括
いや~。
東京で喜多方ラーメンと言えば「ばんらい」や「こぼし」というチェーン店が有名です。
以前食べた時にはそれ程美味しいとは感じなくなってきましたが、最近脂身の多い豚骨系や、若者向けのどろっとした魚介系豚骨醤油ばかり食べていると、この喜多方醤油ラーメンが非常に美味しく感じるようになりました。
このお店の麺は、総じて柔らかめに煮てあります。
お年寄りから子供までが気軽に入れる良いお店だと思います。
また、店内がもの凄く明るいのも良いですね。
写真が撮りやすかったです(^^;
逆に言うと、最近のラーメン屋は雰囲気重視で、薄暗い店が多いですよね。
若者向けのビジュアル路線だから仕方ないですけど、やはりお年寄りや子供のことを考えると、このようにテーブル席が多い店の方が好感が持てます。
仕事でなければもう1、2軒回りたかったのですが、喜多方ラーメン巡りはまたの機会にしたいと思います。
冒頭、やられた~(笑)